先日、Babymusicからレッスンに来てくれているRちゃんが初めてコンクール出場。
ベーテン音楽コンクール、未就学児の部門で、近畿地区予選、最優秀賞をいただきました。
日頃の練習の成果が発揮でき、こうして形になって何より嬉しいです。
振り返るとこの日を迎えるまでに私もママもいろいろ悩みました。
コンクールに出てみませんか?
はーい!出てみます!
みたいな簡単なことではなく。
慎重に慎重に。
コンクールは発表会と違って、入賞するかしないか、厳しい世界です。
努力が結果としてついてくる場合と、残念ながら、努力がすぐに結果に表れない場合もあります。
もしコンクールで後者だった場合、もうピアノなんて嫌い!なんてことになるかも。
そんなことになったら、本末転倒。
それでもコンクールに出たのは、私とママとで価値観が共有できたから。
コンクールの結果だけを求めるのではなく、コンクールまでの過程を大切に、そして大きなホールで人前で演奏し、それが本人の成長の一歩になるように。そんな思いでコンクールに臨めたらきっとピアノがもっと好きになるよねって、私とママとで思いが一致し取り組むことに。
もちろん本人の意思も尊重して。
それが4月のことです。
それから譜読みがスタート。
音楽を作り上げていきます。
楽譜通りに弾けて当たり前。そこからが本番。
5月頃からかな、楽譜には書かれていない『音』の世界を感じ、それを表現していき、さらにそこに自分の個性も表現できるように練習。
その曲ばかり何度も何度も繰り返しレッスン。レッスンではママが動画を撮り、おうちで復習サポート。
6月。
どうしても音の粒が揃わないフレーズ、メロディーと伴奏のバランス、手首の使い方、腕の動かし方、楽譜は私の注意書きでいっぱいに。
7月。ようやく完成度が上がってきました。
本人もママも根気よく本当によく頑張りました。
そして本番。
ミスなく演奏できて、立派でした。
まだ課題はあるものの、審査員の先生から、音楽的に流れがきれいでした。音が明るくやわらかく、好印象です。と好評いただきました。
本人の頑張りはもちろんのこと、ママのサポートも素晴らしく、 今回の結果に繋がったと思います。ママにも最優秀賞です👏
コンクールを終えて賞状持って記念撮影。
この日かわいいドレスを着ていたんだけど、ドレス姿の写真が1枚もないっ💦
それだけママも私もきっと気を張ってだんだろうな。。。
この写真は、もう着替えて帰り際に、
そうだ!写真撮っておこう!って慌てて撮影したものです。
コンクールを終えて改めて思うこと。
コンクールに出ることで、
一曲を深く学ぶことができるし、
同じ志を持った人の演奏を聴くことができ、
とても勉強になるな〜と感じました。
そして、本人の頑張りとママのサポート、 さらに家族の理解があってのコンクールだと思いました。
本当に本当にお疲れ様でした。
次は地区本選に向けてまた頑張りましょうね!